※展覧会は終了しました
2015年
4月25日(土)〜5月31日(日)
13:00〜19:00
一般：500円 学生： 300円
(パスポート制/会期中、再入場可)
※月曜休廊（祝日の場合は開廊）
※最終日は 17:00まで
※10日、16日はイベント準備・開催のため、
通常営業は17:00〜19:00のみとなっております。
お気をつけくださいませ。
企画制作：ポスターハリス・カンパニー
／テラヤマ・ワールド／三沢市寺山修司記念館
展示協力：増田セバスチャン／Lovelies Lab. Studio
協力：株式会社KADOKAWA／松竹株式会社
恋、結婚、離婚、そして永遠の絆――。
時代を超える奇跡のカップル。
1960年、新進詩人・寺山修司と青春スター・九條映子の交際は大センセーショナルな事件として世間をにぎわせた。
62年に結婚し、67年に演劇実験室「天井棧敷」を旗揚げ。70年の離婚後も活動を共にし、天井棧敷を世界的劇団に育て上げ、時代の先端を走る新しい形のパートナーとして、二人はさまざまな形でメディアに取り上げられ続けた。83年の寺山没後も九條は寺山の遺志を継ぎ精力的に活動を続け、寺山の母・はつの願いではつの養女となる。そして三沢市寺山修司記念館名誉館長として講演や執筆活動をこなし、2014年4月30日、78歳の死の間際まで寺山のために走り続けた。
本展は寺山修司生誕80年を記念し、寺山と九條が交わしたラブレターや数々の遺品をベースに、二人の出会いから最期のときまでに迫ります。
1.手紙魔の恋
寺山修司が九條今日子に宛てた数々のラブレター（初公開含む）
２.恋人たちー寺山修司による映子讃歌
「映子を見つめる」寺山修司 歌集『血と麦』1962/白玉書房）
３.新婚時代ー人気作家と元女優
寺山修司手製の、新婚時代のフォトアルバム
４.アングラ夫婦〜旅する劇団
世界屈指の前衛劇団・天井棧敷の主宰者とプロデューサー
５.寺山修司と九條今日子のエンディング
寺山修司遺稿「懐かしのわが家」直筆原稿（初公開）
九條今日子「返礼のことば」直筆ノート（初公開）
九條今日子のSKD、松竹映画スター当時のスチール写真、
さらに、希代の猫マニアだった九條の海外公演地などで集めた
猫コレクションなども展示します。
■要予約
■予約受付順に整理No.発行
No.31〜は立見でのご案内となります。
終了しました
5月10日(日) ※イベント準備・開催のため、通常営業は17:00〜19:00のみとなっております。お気をつけくださいませ。
＜トークショー＞
【 A 】穂村 弘 × 榎本了壱
「寺山修司全歌集」(講談社学術文庫)の解説も手がけている人気の歌人・穂村弘と、
映画美術などで寺山と縁の深いクリエイティブ・ディレクター、榎本了壱によるトークショー。
寺山、九條の赤裸々な
“ラブレター” を切り口に、語っていただきます。
2015年5月10日(日)
受付 14：30～
OPEN 14：45／START15:00～
2000円
終了しました
5月16日(土)
※イベント準備・開催のため、通常営業は17:00〜19:00のみとなっております。
また、イベント使用の展示配列になっておりますので、展示のみをゆっくりご覧になるには別の日をおすすめいたします。
＜ミニライブ＞
【 B 】蘭妖子 × デリシャスウィートス(チャーマァ・ハイヂ、竹部さん)
元天井棧敷で歌手・俳優の蘭妖子によるミニライブ。
サポートには、「コケットショウ」を繰り広げるショウ一座・デリシャスウィートスから、
チャーマァ・ハイヂと竹部さんが駆けつけます。昨年「からくり公演」以来の異色コラボレーション。
2015年5月16日(土)
受付 14：30～
OPEN 14：45／START15:00～
2500円
＜トークショー＞
【 C 】増田セバスチャン × 笹目浩之
『寺山修司のラブレター』（KADOKAWA）制作秘話！
アートディレクションを手がけたのは、大の寺山ファンであり、
きゃりーぱみゅぱみゅのMV「つけまつける」などで
知られるアート・ディレクター増田セバスチャン。
監修をつとめ、寺山の元妻、九條とも長く仕事をしてきた
ポスターハリス・カンパニー／テラヤマワールド代表の笹目浩之と、
同書の制作秘話から、寺山＆九條のここでしか聞けない話、
いまを代表するトップクリエイター増田セバスチャンが寺山から受けた影響など、
たっぷり語り合います。
2015年5月16日(土)19:30～
受付 19：00～
OPEN 19:15／START19:30～
2000円
・・・当日のながれ・・・
＜当日、ギャラリーでお支払いの方＞
受付時にご精算いただきます。
当日はOPEN時間前までの受付をおすすめいたします。
●受付ご精算後、OPEN時に整理番号順
（ご予約順）でご案内いたします。
●OPEN時間を過ぎますと整理番号は
無効となります。
その場合は、立見の可能性がございますのでご了承ください。
●ご精算は、会期中ギャラリーの営業時間内にもカウンターで随時承ります。
＜クレジットカード払い等にて事前にお支払いがお済みの方＞
受付は、当日START30分前から
ギャラリー入口で承ります。
ご予約のお名前と整理番号をお伝えください。
●OPEN時に整理番号順 （ご予約順）でご案内いたします。
●OPEN時間を過ぎますと整理番号は 無効となります。
その場合は、立見の可能性が ございますのでご了承ください。
イベントご予約の方は
展覧会もご覧いただけますので、
イベント開催日より前に
ご来廊の場合はお声かけください。
好評発売中！『寺山修司のラブレター』 寺山修司 九條今日子
監修：笹目浩之／アートディレクション：増田セバスチャン
2015年4月25日発売 株式会社KADOKAWA
本書は寺山修司生誕80 年を記念し、寺山と九條が交わしたラブレターや数々の遺品をベースに、二人
の出会いから最期のときまでを追ったビジュアル愛蔵本。
アート・ディレクターに寺山の大ファンという、きゃりーぱみゅぱみゅの「ＰＯＮＰＯＮＰＯＮ」「つけまつける」ＭＶの美術などでも知られる世界的アーティスト、増田セバスチャンを迎え、時代を超えて今もなお新しい奇跡のカップルに迫る。
Ｂ５判／全112P／オールカラー／1700 円＋税
本書をギャラリーでお買い上げの方には、
「寺山修司のラブレター」特製ポストカードをプレゼント！
●九條今日子（くじょう きょうこ）
1935 年、東京生まれ。松竹音楽舞踊学校を経て、九条映子の名でSKD（松竹歌劇団）の舞台にデビュー。松竹映
画に移り青春スターとして活躍し、寺山修司と出会い結婚。67年「天井棧敷」をともに設立し、制作を担当。離婚後も
劇団運営を続け、寺山亡き後もその遺志を継ぎ、精力的に活動を続ける。株式会社テラヤマ・ワールドの共同代表取締役、三沢市寺山修司記念館名誉館長、三沢市観光大使をつとめる。2014年4月30日死去、享年78。
●寺山修司(てらやま しゅうじ)
1935年、青森生まれ。早稲田大学在学中より歌人として活躍。67年、演劇実験室「天井棧敷」創立。劇作家・詩人・歌人として数多くの作品を発表し、演出家としても世界的名声を獲得。
83年5月4日、肝硬変と腹膜炎のため敗血 症を併発し死去、享年47。代表作に、映画『書を捨てよ町へ出よう』『田園に死す』、演劇『青森県のせむし男』『毛皮 のマリー』『奴婢訓』『レミング―壁抜け男』、第一作品集『われに五月を』、詩集『地獄篇』、小説『あゝ、荒野』、エッセイ『家出のすすめ』『誰か故郷を想はざる』、評論集『地平線のパロール』など多数。
