渚ようこリサイタル2017
〜花吹雪、シュトルム・ウント・ドラング篇〜


渚ようこ

歌謡歌手。音楽「Sound・Of・Elegance」主宰。94年渋谷のDJバー・インクスティックのイベント「自由に歩いて愛して」でザ・ヘアのバッキングでステージデビュー。96年に「アルバム第一集」(ザ・ヘアのあいさとうプロデュース)でCDデビュー。

以来、コモエスタ八重樫、及川光博、ハプニングスフォー、中原昌也、半田健人、内田春菊、渋さ知らズ、クレイジーケンバンドの横山剣や作詞家の阿久悠とのコラボレーションで独自の歌謡世界を構築する。「YOKOELEGANCE〜渚ようこの華麗なる世界」(2002・徳間ジャパン)、「渚ようこmeets阿久悠〜ふるえて眠る子守り唄」(2004・テイチク)、「HEYYOU!」(2006・テイチク)他、アルバム多数発表。「ノヴェラダモーレ」(2007・テイチク)に収められた「どうせ天国へ行ったって」「KABUKU」は阿久悠の遺作となった。

歌謡歌手の活動の傍ら、2003年に新宿ゴールデン街にバー「汀(なぎさ)」をオープンする。足立正生監督の35年ぶりの新作「幽閉者(テロリスト)(2007)に出演。ドキュメンタリー映画「ヨコハマメリー」(2006・監督/中村高寛)の主題歌(「伊勢佐木町ブルース」のカバー)、「実録・連合赤軍あさま山荘への道程」(2008・監督/若松孝二)の劇中歌(同監督の映画「天使の恍惚」の主題歌「ウミツバメ」のカバー)を担当。

2008年、長年の夢であった歌謡曲の殿堂である「新宿コマ劇場」での単独リサイタル「新宿ゲバゲバリサイタル」を敢行する。スペシャルゲストに山谷初男、三上寛、内藤陳とトリオ・ザ・パンチ、クレイジーケンバンドの横山剣、若松孝二、デリシャスウィートスを迎え、自主公演として異例の成功を収めた。

2010年には写真家の森山大道の撮り下ろしによる写真集「NAGISA」を発表。展覧会時にイラストレーターの宇野亞喜良のペインティングショーとライヴを開催。その模様はライヴアルバム「あなたにあげる歌謡曲〜NAGISA篇」(2010・Sound・Of・Elegance)に収録されている。2011年から名古屋のアングラロックの奇才・松石ゲルのサウンドプロデュースによる「ゴールデン歌謡」シリーズをリリース。2016年には、歌謡曲の神髄を唄い切るカバーとオリジナルで構成されたニューアルバム「渚ストラット」を発売。



渚ようこオフィシャルサイト
http://www.nagisayoko.net/

Sound・Of・Eleganceオフィシャルサイト
http://soundofelegance.tumblr.com/


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