ポスターハリスギャラリーはポスターハリス・カンパニーのギャラリー部門として
1960年代以降の舞台芸術系のポスターの展示を 行っています。
また60年代〜70年代の自由な精神が生んだ日本のアヴァンギャルド・カルチャーの継承として、
ジャンルにとらわれないユニークな展覧会、ライブ、演劇、イベントを企画・開催しています。



  1月17・24・31日(金)は23:00までOPEN! 

  19:00~バー営業もします。
  19:00~の入場料 : 入場チケット+500円(1ドリンク)


  24日(金)20:00~ ハービーさんご自身による写真作品解説行います!
  ご予約は不要ですので、みなさまお気軽にいらしてください!
  その他、在廊時間など詳細は twitter でご確認ください。




  ↓ 各日 1ドリンクサービス 実施!!


  1月17日 「上海異人娼館ナイト」 
  寺山修司監督映画作品『上海異人娼館』にちなんで、
  チャイナテイストなもの(チャイナ服など)を身につけている方。

  1月24日 「大山デブコナイト」 
  寺山修司作演劇作品『大山デブコの犯罪』にちなんで、
  1968年上演時のポスターに記載されているとおり
  当時と同じく舞台にご招待されていた下記の職業の方たち。
 
  自衛隊員・ストリッパー・力士・ボクサー・ミストルコ・
  中学体操教師・立ちんぼ・スタンドマン・レスラー・沖仲仕・
  サーカス座員・Jマンスフィールド・競馬騎手・体重30貫以上の男女

  1月31日 「ロンドンナイト」 
  ロンドンにちなんだファッション大歓迎!


  もちろん上記以外の方もご参加いただけます。
  みなさまお気軽に遊びにいらしてください!







開催中の展覧会

寺山修司没後30年記念
ハービー・山口写真展 - 寺山修司と出会ったロンドン






1975 / オランダ・メクリシアター内にてゲームを楽しむ寺山修司と天井棧敷の劇団員





2013年12月3日(火)~2014年2月2日(日)
休廊日 →月曜日(祝日の場合は翌日)12月9、16、24日/1月14、20、27日
     →年末年始 12月28日(土)~1月6日(月)

13:00~19:00
※ 最終日は17:00まで
※ 2014年1月10日(金)はイベント開催のため通常営業は17:00まで

入場料 一般500円 学生300円(会期中、再入場可)






寺山修司の素顔を唯一撮ったカメラマン、ハービー・山口

国内外のミュージシャンのポートレートやストリートのスナップで幅広い人気を持つ写真家、
ハービー・山口。1973年から約10年間をロンドンで過ごし、パンクロックやニューウェーブの
ムーブメントに遭遇、ミュージシャンを中心に記録した写真が高く評価され、1985年に写真集
『LONDON』を出版、写真家としての名声を確立しました。

寺山修司との最初の出会いは1975年のロンドン。以後、たびたび海外遠征でヨーロッパを訪問
する寺山と親交を深めました。ときには“写真家・寺山修司”と激論を戦わせたり『幻想写真館』
の撮影助手を務めたことも。1981年、8年半ぶりの帰国時に見せた一枚のポートレートを見て、
寺山はこう声を掛けます。「へぇー、こういう写真が撮れるなら、もう食べて行けるでしょう」。
このことばに「はじめてプロとしての自覚が芽生えた」と語るハービー・山口。市井に暮らす
ひとびとにあたたかい眼差しを注ぎ、つねに「希望」をテーマに人間を撮りつづける独自の
スタイルは、寺山との出会いから生まれたものともいえます。

本展では、寺山修司と出会ったころの初期の代表作『LONDON』シリーズ、寺山修司主宰の劇団
「演劇実験室◎天井棧敷」の海外公演や、寺山と劇団員のプライベート写真、寺山の写真作品
撮影時のポートレートなどを展示いたします。




詳細はこちら



ハービー・山口 herbie yamaguchi

1950年、東京都出身。中学2年生で写真部に入る。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り
10年間を過ごす。一時期、劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニュー
ウエーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをする
など、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。そうした中で撮影された、
生きたロンドンの写真が高く評価された。帰国後も福山雅治など、国内アーティストとの
コラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。
多くの作品をモノクロームのスナップ・ポートレイトというスタイルで残している。 その
優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる
様な写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在
も進行中である。
写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティー、さらには布袋寅泰
のプロジェクト「ギタリズム」では作詞家として参加している。

審査員:CAPA(学習研究社)カメラライフ(玄光社)の月刊フォトコンテスト、よみうり写真大賞
選考委員:上野彦馬賞
受賞歴:2011年度日本写真協会賞作家賞

ハービー・山口 公式サイト