野中ユリ展








2013年6月7日(金) ~ 16日(日)
休廊日:10日(月)
13:00~19:00 


70・80年代のデカルコマニーを中心に、初期の頃の銅版画や、
雑誌の挿画として使用されたコラージュ作品など約40点を展示。




野中ユリ nonaka yuri

1938年東京生まれ。都立駒場高校卒業。
芸術的な家庭環境もあって早熟な自覚を得、15歳頃の時「私は画家だ」と自分で決めて出発。
1953年頃から銅版画を始めている。1年程、関野準一郎の主宰する銅版画の研究所で研修、
また駒井哲郎にも多くを学ぶが、それ以外には正規の美術学校には入らず独学であった。
また、この頃から銅版画と同時に、コラージュの制作も始めている。
17~8歳の頃、最大の師である瀧口修造の知遇を得、1957年瀧口氏企画のグループ展「銅版画展」
(タケミヤ画廊)に出品。同年「第1回東京国際版画ビエンナーレ展」(国立近代美術館)にも出品した。
以後、1959年の第1回個展「銅版画」をはじめ個展を軸に活動。美術館や画廊の企画展にも数多く
出品している。

野中ユリの技法は、銅版画、平板、印刷版画、デカルコマニー、コラージュ、パステル、油彩、
タブロオ・コラージュ、オブジェなど多岐にわたる上に、書籍の装丁、新聞・雑誌・単行本の挿画でも
優れた才能を発揮して、熱烈なファンを生み出している。




同時期に下記でも展覧会が開催されています。
ぜひこちらも合わせてご覧ください。


■ LIBRAIRIE6/シス書店(恵比寿)
野中ユリ「本の博物誌」展
2013年6月8日(土)~30日(日)
http://www.librairie6.com/

■ 神奈川県立近代美術館 鎌倉 
野中ユリ展 美しい本とともに
2013年6月8日(土)~9月1日(日)
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/